いろいろなストレスが多くなっている毎日。胃粘膜が分泌する胃酸が強くなって胸焼け感、胃のチクチク感でお悩みの方は多いと思います。胃酸が食道を伝わって咽頭まで逆流することもしばしばで、喉がかさかさする、喉で食べものがつっかかる、喉がひりひりするなどの症状にもつながります。

胃を日頃から健康に保つには、胃粘膜保護剤や漢方内服が効果を発揮することが多くあります。また、ストレスなどによって胃酸が強い場合は、胃酸分泌を抑制する薬の内服が適切な場合もあります。お薬の中には、唾液分泌を促す作用を併せ持つ薬もあります。唾液がより多く分泌されることで、食道粘膜を保護し、胃の消化を促進させ、それらの結果胃酸逆流を少なくしてくれる効果が期待できます。

2022年9月10日(土曜)18時〜webで開催された消化管漢方研究会に参加し、胃腸疾患に対する西洋薬と漢方薬の併用効果についての講演を聞きました。逆流性食道炎などの胸焼け症状、慢性胃炎や萎縮性胃炎などの胃もたれ症状、ピロリ菌感染による慢性胃炎(下記参照)、機能性ディスペプシアによる膨満感(下記参照)、胃癌、胃潰瘍などの病気に、胃カメラ検査も含め総合的に取り組んでおります。

 

 

ヘリコバクターピロリ感染性胃炎について

胃内視鏡セミナーに参加しました

ピロリ菌退治で胃がんになりにくい胃に

ピロリ菌を退治して胃がんのリスクを回避しましょう

 

機能性ディスペプシアについて

十二指腸の微細炎症がもたらす胃もたれ感