2020年11月7日(土曜)18時〜、インフルエンザとコロナ対策web会議に参加し、国立国際医療センターエイズ治療開発センターの照屋勝治先生からインフルエンザワクチンの有用性とインフルエンザ関連死亡についての講演を聞きました。

“インフルエンザにかかったことないし”、“インフルエンザにかかっても、薬をのんだらすぐなおるやんーー”、“インフルエンザにかかっても死ぬ事はないしーー”とよく耳にします。日本における1年間でインフルエンザに罹患する患者数や約1000万人。そして、直接的または間接的にインフルエンザ流行に起因する死亡者は年間で約1万人とされています。“若い人はインフルエンザで死ぬことはないしーーー”。いえいえ、年齢と死亡との関連についての日本の研究結果から、インフルエンザで亡くなる方の半数が19歳以下の未成年であると報告されています。つまり、“高齢者や基礎疾患を持つ人がインフルエンザで重症化して死亡する”という一般的イメージは誤りであると言えます。

インフルエンザに罹らないように、そして、万が一罹ったとしても死亡するような重症にならないように、工夫することが大切です。まずは、免疫力をしっかり保つように、疲れすぎないよう体調を整えること。次にマスクと手洗。そして、インフルエンザワクチン摂種。インフルエンザワクチン摂種によって、罹りにくくする効果と、罹った際の重症化を予防する効果が期待できます。たまにしかワクチンしないけど、今年は接種しておこうという方も多く予約に来院されています。本日(11/9)以後も若干のワクチン入荷予定が」あります。インフルエンザワクチンご希望の方はお早めにお問い合わせください。