当クリニックでは、特定検診等の機会を活かしてHbA1C測定や尿糖測定による糖尿病の早期発見と、食事・運動指導や、各種内服治療による糖尿病治療を行っております。最近では新しい治療薬剤も開発されてきており、かなりの患者様で病状が安定し、喜んでいただけております。しかしながら、それら治療にもかかわらず、一部の患者様では、残念ながら病態が徐々に進行し、インスリンの導入や、糖尿病性の腎機能障害が進行される患者様もおられます。そのような場合には、専門病院との連携の上での治療が必要となってきます。

2017.10.28(土)17時〜、

上本町で開催された糖尿病フォーラムに参加し、大阪急性期・総合医療センターの糖尿病内分泌内科 馬屋原主任部長を始めスタッフの先生方と、連携医療についての交流・打ち合わせを行いました。高度専門的検査は基幹病院で、通常治療は徒歩圏内のクリニックで、通院の複雑さをなるべく減らすことも、長期の治療を考える上では大切です。大阪急性期・総合医療センターとスムーズな連携と情報共有を持つことで、糖尿病の進行を少しでも防ぐことにお役にたてればと考えております。