2021年のスタートは、ハワイ島コナ地区・村松小農園産のピーベリーを選びました(写真上)。東京などでお仕事をされていた村松みきお・さちよさんご夫妻が2013年にコナ地区ホルアロア村にコーヒー農園・村松小農園を開かれてから、無農薬で丁寧に育てられているコナコーヒー。農園を購入された時から無農薬で取り組まれたことから、木の背丈がみるみる小さくなっていき、一時はどうなることかと危惧されたそうですが、お2人の熱意で元気に復活。コナコーヒーの中でも、丁寧に育てられているコーヒーは、奥深いく、きれいな香りにいつも癒されます。お2人のさらに素晴らしいところは、いつも新しいものにチャレンジしようと、日夜アイデアを捻り、工夫されているところ。ハワイ島を訪れてはお話をお伺いする度に、エネルギーをいただきます(写真下、2019年9月撮影、左右が村松みきお・さちよさん)。2020年は残念ながらチャンスがなかったので、ハワイ島から宅急便で送っていただきました。

コーヒーノキの果実の中に含まれている種、これがコーヒー豆。通常は一つの果実には種が2つ含まれていますが、様々な理由で種が1つだけの果実もあります。この種をピーベリーと呼びます。丸くて僅かに細長の形をしています。収穫できる豆の5%ほどだそう。おおまかに述べると、通常の種2つ分の要素が1つに含まれているので、ミネラルや糖分などの要素が多く含まれているとされています。一つ一つ選別して集めていただいたピーベリー。ほんのりと甘く、ほんのりとカカオとピスタチオの香りが駆抜けます。気持ちを大らかにしてくれるコーヒーと共に2021年がスタート。あびこ内科外科大橋クリニックでも、スタッフさんと力を合わせて、ちょっとずつですが、新しい取り組みも重ねていきます。