1223日は祭日にて休診でしたので、宇治にある平等院に行ってきました。

中央に建立されている鳳凰堂は、2014年までの塗り替え修理を終えたばかり。阿弥陀如来が安置されている鳳凰堂が阿字池の中心に位置する美しい浄土式庭園でした。阿字池の対岸からの眺めでは、建物が羽を広げた鳳凰のようにみえるシンメトリックなデザインで、1000年前の日本建築のハイセンスさと優雅さを感じました。ちなみに、阿弥陀如来がおられる鳳凰堂中堂の左右の翼廊という建物は実用性を持たない装飾としての建物だそうで、よく観ると2階の廊下にみえる部分は中堂とは繋がっていないことに気がつきました。

鳳凰堂中堂の阿弥陀如来の真横まで近づくことができました。真下でお参りする人たちをあたたかい表情で眺めておられる姿にはやさしさの本質を表している印象を受けました。そして、中堂内側の白壁には、楽を奏で踊っている52躯の雲中供養菩薩像があちらこちらに配置され、阿弥陀如来を取り囲んでいます。優雅な音があたかも聞こえてくるような歴史の風を感じました。

併設されているミュージアムでは、国宝の鳳凰像、26躯の雲中供養菩薩像、美しく鮮やかに復元された鳳凰堂母屋の柱絵など、当時の人々がもっていた感性とそれを表現できる高度な技術を間近に見ることができました。