2017.3.4(土)17:30時〜、

大阪で開催された脂質異常症のセミナーに参加してきました。

メタボリックシンドローム、脂肪肝、高脂血症、動脈硬化、高血圧という言葉が日常生活でよく話題に上がるようになってきました。これらの疾患と密接に関連する生活習慣病の早期発見と予防は重要課題とされており、日本では「21世紀における国民健康づくり運動『健康日本21』」が厚生労働省主導で推進されています。悪玉コレステロール(LDL-C)や中性脂肪を下げる治療法が確立してきている中、脂質の量の調整から質の調整への転換する次世代のメタボ治療の開発もすすめられています。今回、神戸大学循環器内科教授の平田健一先生から脂肪酸の機能制御の可能性について最新の研究成果をお聞きし、新しい生活習慣病の医療対策が近い将来に実現しそうな風を感じました。