本日(2019.05.25)は32度まで上がりとても暑い日でした。これからの暑い季節、脱水によって血液粘性が高まることで、脳梗塞などの血管塞栓症が心配な季節です。さて、脳梗塞の原因の一つとして、心房細動があります。心房細動は、心房内の様々な個所で過度な電気的興奮が起ることで、1分間に心房が300回〜500回もぴくぴくと痙攣する病態です。心房の痙攣のうちいくつかが心室に伝わるため、心臓収縮も早まって脈拍がはやくなったり、脈がみだれることが多くあります。心房細動と脳梗塞が関連するのは、心房の痙攣によって、心房内での血流によどみができ、血液の一部が固まって脳に流れていくと脳梗塞が発生することにあります。

動悸がする、すこし動くと息切れする、胸のつっかえ感をよく感じる、疲れ易いなどの症状は心房細動の可能性も考えられますので、心電図検査を受けられることをおすすめします。高血圧、喫煙、ストレス過多、糖尿病、肥満、高年齢は心房細動の発生因子とされています。

2019.5.25(土)16時〜、難波で開催された高齢者トータルケア研究会に参加し、東住吉森本病院循環器内科部長の坂上佑司先生から、心房細動と心不全の関連についてのお話を聴きました。適切に診断し、血液がかたまらないように治療すると、脳梗塞の発生を回避することも可能です。

心房細動が発生している時では、数分間の心電図検査で判明します。症状からご心配な方は当院で検査ができますので、ご相談ください。また、時折だけ症状がある方は、病院循環器内科をご紹介の上24時間ホルター心電図の検査を受けていただくのも意味があります。これからの暑い季節はトータルケアで脳梗塞の予防に心がけることも大切です。